どうもたかりゅうです。
今日は、「FXの冬時間と夏時間（サマータイム）の為替市場の特徴」について開設したいと思います。
最後まで読んで頂ければ、プレゼントをご用意してます！！
この記事の内容でわかること
FXの為替市場とは！？
FXには東京時間、欧州時間、ニューヨーク時間など、時間によって相場の傾向などが変化します。
東京時間は、日本の時間で「午前9時～午後17時」であり、
この時間帯が東京外国為替市場が開いている時間帯ということになります。
外国為替市場は、証券取引所のように建物がある市場ではなく、バーチャルな市場です。
ネットワークを通じて世界各国の市場が24時間つながっています。
市場参加者（トレーダー）は、このネットワークを通じて24時間取引が可能となっています。
しかし、24時間取引が可能と言ってもそれぞれの時間帯に特徴があります。
この時間帯の特徴を抑えておくことで、それぞれの時間帯に合ったトレードを行うことができ、FXが上達する上でも押さえておくポイントになってきます。
それぞれの時間帯、その特徴や、相場の傾向などを解説していきます。
24時間開いている為替市場の時間帯での特徴
外国為替市場は上記の表のように、世界中のどこかの市場が開いています！！
要は24時間取引が可能なんです。すごいですよね。
実は、上記の国の以外にも市場があり、常時どこかが開いています。
注意として、市場時間帯は時期によって異なります。
冬時間が基本の時間帯で、夏になると1時間ずれます。
市場によって特徴やクセがあるため、把握しておくといざという時に役に立ちますよ。
市場で特に重要なのが
- 東京市場
- ロンドン市場
- NY市場
の3つで、この3つの市場は「世界三大市場」と呼ばれています。世界三大市場が開いている時間に取引が活発化する傾向があります。
冬時間と夏時間（サマータイム）に注意！
市場時間は時期によって異なりますが、詳しく解説すると、冬時間と夏時間に分けられます。
夏時間はサマータイムといいます！
サマータイムは、冬時間より1時間早く取引や経済指標の発表が行われますので、これが重要であるといった理由です。
しかし、ニュージーランドやオーストラリアなどは南半球に位置していますので、
日本時間で冬時間の時に夏時間が、夏時間のときには冬時間が適用されますので、
注意が必要です！
ニュージーランドやオーストラリアの時間帯で取引をすることはあまりないと思いますので、必要以上に心配する必要はないです。
上の時間帯の表（画像）が各取引市場の時間の目安です。
サマータイムは下記の表通りです。
〈各時間帯の夏時間（サマータイム）〉
- 米国：3月第2日曜日 ～ 11月第1日曜日
- 欧州：3月最終日曜日 ～ 10月最終日曜日
- 豪州：4月第1日曜日 ～ 10月第1日曜日
なお、日本にはサマータイムはありません。
また冬時間が相場の基本の時間帯です。
MT4ではロンドン時間が標準になっています。
東京時間の相場の特徴
東京時間は9時からオープンし、17時にクローズします。
10時前のレートがその日の仲値になります。
基本的に東京時間では、日本円が絡んだ通貨ペアが活発に取引される傾向になります。
東京時間のオープンから午前中までの特徴
午前中は仲値が決まる、午前10時から正午12時まで動きが活発化します。
FX以外でも東京の株式市場も活性化し、この時間帯にオセアニアの経済指標が発表になることもあります。
仲値とはその通貨の値段が決定することです！
FXなどで想像すると通貨の価格は常に変化しているので想像しにくいかと思います。
しかし、多くの場合で価格が常に変化しているとややこしいので、「今日はこの価格で取引してます」という感じで決められます。
ざっくり言うと、そんな感じです。
またドル円にかぎって言うと、5日、10日、15日、２０日などの5の倍数の日や、連休前にドル高円安になる傾向があります。
あくまで、傾向なので、必ずそうなるわけでなありませんので、注意が必要です。
なぜかと言うと、5日、10日、15日、20日などの切りの良い日は日本の企業の決済日で、
ドルが大量に必要になり、ドルの需要が増えます。
また、連休前には海外旅行等をする人が多く、その結果ドルの需要が高まるのです。
このような理由から、ドル高円安になる傾向があります。
5の倍数の日に円安になる傾向を狙った手法をゴトー日の仲値トレードといいます。
これらは下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
東京時間の正午からクローズまでの特徴
正午12時を過ぎると、相場は安定していきます。
15時頃まではFXの東京市場は落ち着いた動きを見せ、それほど大きな動きは見せません。
16時頃になると、欧州のトレーダーたちが参入してくることで、再び活発化します！
17時になると東京時間が終わり、東京市場がクローズしますが、そのかわりに欧州相場が開くため、続々と欧州勢が参加し、さらに活発化していきます！！
いきなり、ボラティリティーが高くなることもあるので、注意してください。
東京時間の”おすすめFX手法“
東京時間（９時から17時）は朝方、夕方を除いて、比較的緩やかな動きです（経済指標時を除く）。
また、基本的に働いている人はこの時間帯にチャートを見ていられないこともあるかと思います。
でも、この時間に良いトレンドがレンジが発生しているときは、何とかしたいですよね。
そこでOCO注文（1つのポジションに対して、予約決済（損切、利確の両方）を出しておくこと）などの注文方法を覚えて少しの時間でもお金を稼げるようにしておきましょう！
また、良いトレンドが発生したと理解できるようになるために、
最も単純で明快な手法、水平線をひいてトレンド形成が出たとわかるようにクセをつけてくださいね。
欧州時間の相場の特徴
欧州時間は夏時間は16時～24時、冬時間は17時～25時の間で、ロンドン市場だけでなく、パリ、フランクフルトなどのEU諸国の市場が開きます。
またNY時間とも一部重なるため、非常に活発になります！
また、ロンドンは貴金属の現物取引の中心地ともなっており、金の現物取引では世界の中心であると言われています。
欧州時間は為替だけでなく、金などの貴金属取引なども活発に動く傾向があります。
市場では大きな存在感があります。
FXにおいて、主要となるのはユーロが絡んだ通貨ペアになります。
中でも一番多く取引されるのはユーロドルで、ついでドル円、ポンドドルといったように、逃避通貨である円も動くので注意が必要です。
欧州時間は値動きが激しすぎることが多いため、特にボラティリティーが高いポンド円やポンドドルは初心者には向かないでしょう。
それでは、時間を追いながらその特徴を解説していきます。
欧州時間のオープンから22時前までの特徴
夏時間は16時に市場が開きます（冬時間は17時）。
欧州勢の参入によって、東京時間での相場の流れは大きく変化する可能性もあります。
またこの時間帯に経済指標が発表されることもあり、午後17時前後にはとくに注意が必要になります。
経済指標に関する記事はこちら：【海外FXに有効活用できるおすすめ経済指標！】
経済指標カレンダーはこちら：【海外FX、経済指標カレンダー】
21時頃には米国の雇用統計も発表され、ほぼ同じ時間の22時にNY市場が開くため、値動きがより激しくなります。
ロンドン時間の17時前、日本時間25時にはロンドンフィキシングという、金の仲値が決定します。その前後では様々な動きを見せるため、予期せぬ方向へ相場も変動していきます。
欧州時間の23時頃からクローズするまでの特徴
22時からNY市場が開くため、値動きが激しくなり、
さらに23時になると、オプションカットの時間となりますので、さらに値動きが激しくなったり、予期せぬ動きを見せます。
オプションカットとは、オプション取引という「あらかじめ決められた期間に、定められた価格で売買することができる権利の取引」があるのですが、その締切時間帯のことをオプションカットといいます。このオプションカットの時間帯になるまでに為替相場の変動が激しくなる傾向になります。
また24時には、ロンドンフィックスという、ロンドンにおいて日本で言うところの仲値が決まります。
この時間帯は東京勢の外貨建ての投信の設定も行われ、またロンドンフィックスを狙った売り注文なども増えることから、非常に活気づきます。24時前後の30分は独特な動きを見せることも多々あります。
全体を通して見ても、欧州時間は非常に活発に動くため、このことを初心者は必ず覚えておかなくてはいけないことだと言えます。
欧州時間の”おすすめFX手法“
欧州時間の特徴で「ロンドン時間17時前、日本時間25時にはロンドンフィキシングという金の仲値が決定する」しますが、その仲値が決まるタイミングで相場は大きく変動します。
その相場の変動をうまく活用していく有名な手法が「ロンドンフィキシング」です。
17時ごろ、時間に余裕のある人は軽くこの手法を覚えておくといいかもしれません。
ニューヨーク時間の相場の特徴
ニューヨーク時間は夏時間は22時から6時、冬時間は23時から7時の間で、FXにおいて最も重要な時間であるとされています。市場参加者が多く、重要な経済指標などの発表も多いことから、ロンドンの市場の次に活発な動きを見せます。
前述した通り、欧州時間とも時間がかぶったり、NY市場がオープンするより前からFX取引などの準備をしていくトレーダーがどんどんと参入してくるため、ニューヨーク時間になるまえから値動きは活発なイメージを持ちます。
ニューヨーク時間のオープンから24時頃までの特徴
ニューヨーク時間ではロンドンを始めとした欧州市場などの相場と重なることから、
相場が活発に動きます。
初心者もこの相場が活発に動くので、かなりのチャンスになります！
大きな資金を使って取引する投資家なども多数参加しているため、
トレンドが発生しやすく、素直に順張りでついていくことが初心者の手法としても望ましいでしょう。
また、この時間帯に発生したトレンド相場は長続きする傾向にありますので、かなりのチャンスになります。
しかし、経済指標や主要人物の重大な発表などもあることがありますので、トレンドが反転して逆のトレンドに切り替わるということも考えられます。
よって、初心者は発表時間なども考えながら取引するというよりかは、取引はしないと決める必要があります。
ニューヨーク時間の午前1時頃からクローズまでの特徴
日本時間1時になると大きな取引が出やすい時間になります！
この時間はロンドンで仲値が決まることから、その前後で大きな取引がいくつも行われるのです。
しかし、それが終わって午前2時を過ぎると、流動性が低下して、ゆっくりと落ち着いた動きを見せますが、あえてその落ち着いたタイミングを狙うトレーダーも中にはいます。
そのため、突発的な動きを見せることもあるので、気を張って置く必要があります。
日本時間午前5時になると、シカゴの通貨先物取引が終了する時間となります。
この終わり間際に、売買が一時的に膨らみ、そこからまた落ち着いてきます。
また金曜日の場合（日本では土曜日の早朝5時）は、CME（シカゴ・マーカンタイル取引所）の国際通貨市場（IMM）で取引されている枚数が公表されるため、
多くのトレーダーが注目しています。
ニューヨーク時間の”おすすめFX手法”
ニューヨーク時間はトレンドが発生しやすい相場ですので、素直にトレンド相場に乗っていくのが賢明です！
注目度の高い経済指標などがない場合、トレンドが終わるとレンジ相場に移行していきます。
https://taka-ryu.com/toolsoft/fxea/fx-beginner-lesson/fxkiso.html
ただし、深夜1時前後はニューヨーク時間が荒れる時間になるので、注意してください。
【まとめ】FX市場の時間帯の特徴を知る！
FXでトレードを行う場合、東京時間、欧州時間、ニューヨーク時間の特徴がそれぞれありました。
「東京時間」は、他の時間と比べると比較的安定した動きをみせます。
日本時間の午後には特に目立った動きがないので、午前中の仲値が決まる10時前後に取引をしていくことになると思います。しかし、午後には欧州時間と重なるところで大きく価格が変動することがあるので気をつけなければなりません。
特に「欧州時間」は様々な国の市場が開いていくため、予期せぬ動きや、今までのトレンドと反する動きをみせることがあります。
ただ、きちんと初心者には相場の特徴を知ればチャンスになる時間帯と言えるでしょう。
また、欧州時間だからといって、日本円が動かないわけではなく、むしろ避難通貨として買われることも多いので、ドル円もユーロドルの次によく動きます。
「ニューヨーク時間」はトレンドが発生したら長く続くので、順張りしていくことでうまく利益を伸ばしていける相場があります。初心者に向いていますが、経済指標や主要人物の発言には気を配っておきましょう。
また、日本時間の夜中になると、相場が静まったり激しく動いたりと予想できない場合があります。
それほど証拠金を厚くしていない場合や、スイングトレード狙いでない場合は、日をまたがずにポジションを決済すると良い結果になることが多いと思います。
そうでなければ、予期せぬ変動でロスカットとなってしまう可能性があります。
資金管理はどんなトレードでも徹底しましょう。
ネットビジネスに興味がある方へ
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