どうも、たかりゅうです。
今日はFX初心者が基本的な知識を学ぶことからはじまります。
今回の記事は『【FX初心者基礎】FXのロット（Lot）とは？』については
書いていきたいと思います。
FX取引をはじめるとトレードにおいて非常に重要なロット（＝Lot）について、「ロット」という言葉を知らない方いらっしゃいます。
初心者でもわかりやすくご案内していきます。
https://taka-ryu.com/toolsoft/fxea/fx-beginner-lesson/fxkiso.html
この記事の内容でわかること
FXのロット（Lot）とは？
ロット（＝Lot）とは「売買単位」のことです。
私たちの日常生活では、モノを買ったりするときに単位が決まっている物ってありますよね。
物流でもロットで買うなんて言葉もあるぐらいです。
例えば、たまごは通常10個や6個単位でパックに入っています。
また、乾電池の場合、単三電池なら10本単位でよく売っていますよね。
このように、１単位ではなく「まとまったモノ」を売買するときの
単位のことを「ロット」といいます。
FXのロットは取引会社によって違うのか？
ここまでのお話でまとまりがロットであると言うことが分かったと思いますが、
FXでいう「ロット」とはどのような意味なのかと思った方はいるのではないでしょうか。
それは、FXでいう1ロットとは「１万通貨」のことを意味します。
時代によって、1ロットは10万通貨のことを意味していましたが、
現在は「1ロット＝１万通貨」が主流になっており、
1万通貨の会社が一番多いです。
FXの1万通貨単位とはどういう意味なのか？
1万通貨とは、ドル円の取引の場合は「1万ドル単位」という意味を示しています。
また、ユーロ円の場合は「1万ユーロ単位」という意味ですね。
したがって、1万通貨単位で取引をする際は1万ドルの次は2万ドル、3万ドルになっていきます。1万5000ドルという取引はできませんので、併せて注意してください。
1万通貨の取引は日本円にするとどれ位？
FXでいう1ロットとは「１万通貨」であることは分かりました。では、1万通貨は日本円にするといくらになるのでしょうか。
”通貨＝その国の通貨”という意味ですので、円に換算したら値段が変わります。
例えば、1ドル＝110円のときであれば1万通貨（＝1万ドル）は110万円ということになります。
また、1ドル＝120円のときであれば1万通貨（＝1万ドル）は120万円ということになります。
ユーロ円でも同じです。
例えば、1ユーロ＝133円のときであれば1万通貨（＝1万ユーロ）は133万円ということになります。
また、1ユーロ＝140円のときであれば1万通貨（＝1万ユーロ）は140万円ということになります。
FXのロットの意味は通貨ペアの種類によって違うので注意！！
これまで、1ロットとは1万通貨単位であるとしましたが、一部例外があります。
ドル円やユーロ円、ポンド円等のメジャーな通貨での取引は1ロット＝1万通貨であるのですが、
南アフリカランドや香港ドルといった通貨は価格自体が小さいために「1ロットは10万通貨単位」となっている会社がほとんどです。
1ロットの取引の証拠金はどれ位必要なの？
1ロットが1万通貨の取引ということは、実際の取引証拠金はどれ位になるのでしょうか。
資金管理の上でかなり重要になりますので、コチラはチェックして覚えておく必要があります。
例えば、ドル円の価格が100.00円である場合、1ロット（＝1万通貨＝1万ドル）の取引に必要な証拠金は、
100.00円×1万ドル×4％（証拠金率）＝4万円
ということになります。
これが、1ドル＝110.00円の場合は、
120.00円×1万ドル×4％（証拠金率）＝4.8万円
という計算になりますね。
このように、同じ1万通貨の取引でも、取引時の為替レートによって必要な証拠金の金額は変わります。
なお、1ドル＝110.00円の場合でも10ロット（＝10万通貨）になると、
100.00円×10万ドル×4％（証拠金率）＝40万円
になります。
ただのかけ算ですので、簡単ですよね。
1ロットの取引ではどれ位の利益を損が出るの？
ここでは、1ロット（＝1万通貨）の取引を行うとどれ位の利益や損失が発生するのかを確認します。
これは、利益を考えることも大切ですが、損失について考えておくことも非常に重要なことです。
まず、ドル円の為替レートが
100.00円のときに1ロット（＝1万通貨＝1万ドル）を買った（ロング）とします。
その後、買ったドル円のレートが110.00円まで上昇したときに決済をして取引を終了すると、その差損益は、
（110.00円－100.00円）×1万通貨＝10万円
ということで、10万円の利益が出たということになります。
また、ユーロ円の取引で為替レートが
1ユーロ＝130.00円のときに1ロットである1万ユーロを買った（ロング）とします。
その後、為替レートが128.50円まで下落したときに決済をして取引を終了したとすると、その差損益は、
（128.50円－130.00円）×1万通貨＝－1.5万円
ということで、1万5000円の損失ということになります。
最後に
損失をどれだけ許容できるかが、損切りの大切なところですので、ロット数を決めたときには
損切り位置をきちんと決めておくことが重要です。
また、利益がどれだけ出たら、利益確定（利確）するのかを考えておくべきです。
リスクアワードが【損失：利益＝１：３】以上あることは必須です。
FXの取引でも、このロット数を間違えるとその後の差損益も比例して大きくなったり小さくなったりしてしまいますので、
どれ位の取引を行えばどれ位の差損益が発生するのかも併せて理解しておいてくださいね。
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