どうも、たかりゅうです。
今回は、「FX手法の窓開け・窓埋めの効果的な活用と注意点」をご紹介いたします。
「窓開け」とは、隣り合うローソク足の間に、窓のようにぽっかり穴が開いてしまうこと、
一方、「窓埋め」とは、窓開けによって空いた窓が、その後、相場が戻って閉じることです。
これらは、多くのFXトレーダーが狙っている値動きの特徴なので、窓を開けた時に戦略を立てることは、トレードをする上でかなり有効な手法になります!
相場において窓開けは有名で、窓開けしたら必ず埋まるという安易な考えから、「窓埋め理論」というものまであります。
結論から言うと、窓埋め理論を鵜呑みにすると、最終的に待っているのは、大損します。
退場することになるかもしれません。
窓開けは、安易な窓埋め理論に使うのではなく、強烈なサポートラインやレジスタンスラインとして機能します!
窓 = 強烈なサポートライン/レジスタンスライン
これさえ押さえておけば、窓開けが発生した時は、大きなチャンスとなります!
とても分かりやすい動きをするので、何度か実践して利益を得ると、次回の窓開けが楽しみになるほどです。
窓開けは、それぐらい重要な知識ですので、押さえておいてください!!
また、ゴトー日との組み合わせることによって、相場を読むことができるようになります。
この記事の内容でわかること
1.窓開けとは!?
上記のように、ローソク足の間に、不自然に大きな空間ができていることが分かりますか。
これが、窓開けと言われるもので、FXでは、窓開けは、週末に為替市場がクローズした時の終値と、翌週にオープンした時の始値に価格差がある時に発生します!
窓開けができる理由は、為替市場がクローズしている土日の間に、
相場を大きく動かすような好材料・悪材料があって、週明けのオープンと同時に、
売買が急増することにあります。
1.1.窓は強いサポート or レジスタンスラインになる
窓は、実は、強いサポートライン or レジスタンスラインになります!
これを知っておくと、その週の戦略を立てやすくなります。
逆に、窓を確認しないままトレードを行ってしまうと、その週はトレードが上手くいかない可能性が高くなります。
なぜなら、窓が、節目(=多くのトレーダーに意識されるポイント)になっていることを見落としているという結果になるからです。
チャートに窓ができたら、その価格帯が相場の転換点になることを強く意識する必要があります。
特に、FXの場合は、市場がオープンする月曜日の日本時間早朝から、クローズする土曜日早朝までの1週間を区切りとして、相場が形成されます。
つまり、窓開けがあると、その週にどのような戦略を取るべきかの目安になるということです。
1.2.窓開けには二種類ある
なお、窓開けには、次の2種類があります。
- ギャップアップ
- ギャップダウン
それぞれ、具体的に見ていくことで、より深い理解につながるので説明しますね。
1.2.1.ギャップダウン
ギャップダウンは、窓開けの中で、直前のローソク足よりも安い価格で次のローソク足が始まることを言います。
これも、上のチャートでご確認下さい。
これは、ドル円の30分足です。ギャップダウンは、週明けの市場のオープンと同時に現れました。
ちなみに、この時のギャップダウンは、世界経済によるリスクオンによるものでした。
実は、このイベントリスクによってギャップダウンする前に、すでに株式市場は大暴落しました!
それが、ギャップダウン直前の陰線です。
1.2.2.ギャップアップ
ギャップアップは、ギャップダウンの反対です。窓開けの中で、直前のローソク足よりも高い価格で次のローソク足が始まることを言います。
これは、ある日のドル円の4時間足で市場のオープンと同時に現れました。
ちなみに、この時のギャップアップの原因は、米国市場の材料によるものでした。
週末に市場がクローズして、オープンするまでの間に材料が発生して買いが急増し、70pipsほどのギャップアップが発生することもあります。
2.窓埋めとは!?
窓開けが発生すると、今度は、窓埋めするかどうか注目されます。
そのため、窓空けと窓埋めはセットで覚えておく必要があります。
早速、上のチャートをご覧下さい。
これは、ドル円の30分足です。
市場がギャップダウンでスタートし、その後、価格はすぐに上昇し、ギャップダウンした価格と同じ位置まで戻ってきました。
このように、開いた窓を閉めるように、価格が窓開けの起点となった水準まで戻ることを、“窓埋め”といいます。
窓開けが発生すると、その窓は埋まるケースがとても多いです。
そのため、トレードをする時には、窓開けがあれば窓埋めを意識しておくことで、
FX手法としては活用することは、かなり有用です。
しかし、これまでに少し触れましたが、注意点があります。
- 窓は必ずしも埋まるとは限らないということ
- いずれにせよ根拠のないトレードで勝てるほど簡単ではないということ
この2点について、詳しくお伝えします。
2.1.窓は必ずしも埋まるとは限らない
「開けた窓は、その後、埋まる」という窓埋め手法は、FXの世界で根強いものがあります。
そのため、窓埋め専門のFXトレーダーもいるぐらいです。
僕もトレードを始めたばかりの頃、一時期、窓埋め理論が絶対論だと思い、
強く惹かれ、「必ず埋まる」と思い込み、飛びついていました。
しかし、結果は大惨敗でした。
窓が埋まるケースもあれば、埋まらないケースもあり、
「窓は必ず埋まる」という根拠のない信仰に似た考えを前提としたトレードで勝てるほど、FXの世界は簡単ではないということを経験しました。
例えば、上のチャートをご覧下さい。
これは、ドル円の30分足です。
マーケットオープンと同時にギャップダウンが発生し、その週の相場がスタートしました。
そして、ここを起点として下降トレンドが発生しています。
チャートを左から見てみると、下降・横ばい・下降の順番で、相場が推移していることが分かりますね。
ギャップダウンで開いた窓は、埋まることなく下げ続けています。この時、相場は下降トレンドなので、
窓埋め理論を当てにして買い注文をすると、大損していたことがわかるのではないでしょうか。
2.2.根拠のないトレードで勝てるほど甘くない
そもそも、窓埋め理論は、現在の相場と逆向きに張る“逆張り理論”です。
ギャップダウンするということは、売り圧力(=下降圧力)が強い証拠です。そこで買いポジションを持つということは、その売り圧力に逆らっているということです。
一方、ギャップアップは、買い圧力(=上昇圧力)が強い証拠です。そこで売りポジションを持つのは、買い圧力に逆らっていますということになります。
FXで勝つためには、トレンドの流れに乗ることが鉄則である!!
トレンドの流れに逆らう逆張り理論は、窓埋めに限らず、上手くいくものではありません。
特に、上記のように、横ばいの後に売り注文が急増して、価格を大きく下げているのですから、レンジ相場をブレイクして下降トレンドが発生する可能性を第一に想定すべきです。
また、仮に開いた窓が必ず埋まるにしても、それが1週間も先になったとしたら、
ポジションを持っている間の恐怖は甚大で、とても耐えられるものではありません。
窓開けが発生するまでの相場の流れを理解して、適切な戦略を立てるからこそ、トレードで勝つことができるのです。
ただ、注意してほしいのは、安易な窓埋め理論が使えないからといって、ギャップアップやギャップダウンを軽視してはいけません。
窓空けは、やはり非常に重要なテクニカル指標です。
なぜなら、冒頭でもお伝えした通り、窓開けの価格帯は、その後、高い頻度で、サポート(支持体)やレジスタンス(抵抗帯)になるからです。
3.窓は強力なサポートまたはレジスタンスになる
窓開けができた価格帯は、将来的にサポート(支持帯)、またはレジスタンス(抵抗帯)になります。
実は、窓開けの本当の有効性は、窓埋め理論ではなく、この点にあります。
具体的に見ていきましょう。
3.1.窓の価格帯がレジスタンスとなりブレイクしたケース
ご覧のように、ギャップダウンした価格帯がレジスタンスラインになり、2時間後の、大陽線で下にブレイクしています。
ブレイクしているということは、ギャップダウンした価格帯がレジスタンスラインとなっていたことを意味します。
通常、サポートライン(支持帯)またはレジスタンスライン(抵抗帯)で、何度も反転を繰り返した末に、そのラインを突き抜けることで起こるからです。
つまり、
ブレイクが起きるには、必ずサポートラインかレジスタンスラインが存在するのです。
3.2.窓開けがサポートになりブレイクしたケース
次に、先ほどと反対のケースを説明します。
上のチャートをご覧下さい。
これは、ドル円の30分足です。
週明けマーケットオープンの時に、ギャップダウンしています。
そこから相場が下降した後、何度も上下動を繰り返して、窓を埋めそうになっていますね。
しかし、その度にギャップダウンの価格帯がサポートライン(支持帯)となって反発しています。
結局、この後、丸5日間、窓は開いたままの状態でした。
実は、これは注意して見ていれば予測することができます。
実は、チャートの左端から右端までよく見てみると、相場は下降トレンドになっているのです。
安値を切り下げていて、下降トレンドが発生していました。
ギャップダウンは、実は、下降トレンドの最中に現れたものだと分かります。
また、ギャップダウンした価格帯に水平のサポートラインを引くと、下降トレンドラインと重なるポイントであることが分かりますね。
もし、サポートラインを下抜けると、下降トレンドを突然終わらせるほど強い買い圧力が必要になります。
このように、窓開けした場合は、安易に埋まると判断せずに、それまでの流れを把握しておく必要があります。
トレンドの方向へ窓を開けたのか、それともトレンドとは反対方向に開けたのかをチェックするようにしましょう。
まとめ:窓開けは売買の偏りによるトレードチャンス
結論として、窓開けは、しっかりとした分析をもとに根拠をもってトレードをする人にとっては、非常に重要度の高いチャンスです。
ただし、安易な窓埋め理論に走る人には、手痛い大損を経験する可能性があります。
そのため、安易な窓埋め理論には絶対に走らないようにしましょう。
窓が開いたら、冷静になって、窓開けができた理由を考えてみましょう。
例えば、ギャップアップは、買い注文が急増することにより発生します。
相場が開いている時であれば、買いが急増しても、注文自体は成立するため、窓を開けることなく、価格は上がっていきます。
しかし、土日は市場がクローズしているので、注文は成立しません。
そのため、月曜日のオープンまで買い注文がどんどん溜まっていきます。
そして、オープンと同時に、溜まっていた買い注文が溢れ出てくるのです。これが、週末の終値と週始めの始値が乖離する理由です。
ここで気にして頂きたいのは、この時、ポジションを持ったトレーダーが急増しているということです。
買いポジションを持ったトレーダーにとっては、ギャップアップの価格帯が損益ゼロ地点になります。
そこから上昇すれば利益になりますし、下落すれば損失になります。
つまり、今後、ギャップアップの価格帯での、トレーダー同士の売りと買いのせめぎ合いが激化するのです。
これが、窓空けが、強烈なサポート(支持帯)または、レジスタンス(抵抗帯)となるメカニズムです。
窓開けした価格帯が、節目(=多くのトレーダーに意識されるポイント)になって、その後の相場に影響を与えています。
このことを知って、相場の流れを見極めることができれば、正しいトレード戦略を立てることができます。
窓開けの価格帯は、何度もサポート帯またはレジスタンス帯となるので、一度だけではなく何度も利益を得ることも可能になります。
このように、窓開けができた時の本当のセオリーを知っていれば、毎週、市場のオープンが楽しみになることでしょう。
月曜日が楽しみになるなんて、サラリーマンにとっても、いいことですよね。
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